12月度定例会開催!
こんにちは。ディベートクラブ「たま。」のnanoです。
12月16日(土曜日)に12月度定例会が開催されました!
今回の定例会では、即興型ディベートの練習試合を行いました。
定例会の流れ
開会
チーム分けと作戦タイム
練習試合開始
ジャッジによる講評とアドバイス
感想・雑談
閉会
◆ 定例会開会
今回の定例会は即興型ディベートの練習試合です。論題はクリスマスにちなんで「GF:あなたは親である。あなたの子どもはクリスマスのプレゼントにおもちゃを欲しがっている(例:おもちゃの刀、ぬいぐるみ)あなたは教育の観点からプレゼントを与えるべきである(例:本・図鑑)」です。
皆さんの場合はどうでしょうか?
ちなみに、私は子どもの頃サンタさんに「望遠鏡が欲しい」とお願いしたところ顕微鏡の実験セットが届いた事件がありました。笑
きっとサンタさんには望遠鏡で覗かれてはマズい事情があったんでしょう。
さて、今回の試合はどのようになるでしょうか。
◆ チーム分けと作戦タイム
肯定側と否定側のチームに分かれて、それぞれ別の部屋に移動して試合の準備をしました。
即興型ディベートでは試合前に論題が発表されるため、立論もほぼ即興で作る必要があります。
チーム内ですぐにメリットやデメリットを複数出して検討しなければならないため、チームワークが求められます。
また、決められた時間でチーム内の意見をまとめたり、更に議論を深める必要があるのですが、これは実際の会社において会議のファシリテーターに求められる能力と同じです。
◆ 練習試合開始
肯定側チームはメリットに「子どもの視野を広げられる」、「感性が豊かになる」と「好奇心を高める」を、否定側チームはデメリットに「子どもが頑張れなくなる」と「欲しいプレゼントが貰えないとイジメの対象となる」を掲げてそれぞれ戦いました。
試合中の論点としては、「欲しいプレゼントはクリスマスでなくても良いのではないか」、「欲望を抑える事が子どもの社会性を育む要因となるか」などがよく伸びていたようです。
◆ ジャッジによる講評とアドバイス
今回は両者とも「目的を達成する為には他の代替手段があること(例えば、誕生日プレゼントなど)」に注目して議論をしていましたが、「なぜクリスマスでなければならないのか」という固有性の部分に注目した方がより良いディベートを行えます。
その観点から少し補完して考えますと、クリスマスはみんな一斉にプレゼントが貰えるのに対して、誕生日では日にちがバラけてしまいます。
なので、クリスマスは友達と一緒に同じゲームソフトなどのプレゼントをおねだり出来る良い機会になります。もし欲しい物が手に入らなかった場合、仲間はずれになってしまう光景が容易に予想できます。
ですので、少し介入が必要な部分もありましたが、デメリットがメリットに比べてより想像し易く、投票し易い議論でしたので、今回は肯定側チームの勝利となりました。
◆ 感想・雑談
今回は普段の政策論題に比べて身近な論題でしたので、積極的に議論に参加できたという感想もいただきました。
「たま。」では今回の様な即興型ディベートをはじめ、調査型ディベートも幅広く扱っています。来年も今年に引き続き様々な論題を扱う予定です。
また、「たま。」のメンバーで大会に出場したいという話しもありました。
参加してみたい方がいれば、ぜひご相談ください!
◆ 閉会
今年のクリスマスディベートも閉会の時間となりました。
次回の定例会は1月13日(土曜日)にディベートを開催予定です。新年の初ディベートとなりますので、ぜひご参加ください!
見学者募集中!
ディベートクラブ「たま。」は見学者を募集しています。
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