1月度定例会開催!(練習試合&立論づくり質問コーナー)
更新日:2023年2月26日
明けましておめでとうございます。ディベートクラブ「たま。」のnanoです。
1月22日に1月度定例会が開催されました!

2023年の記念すべき第一回目は練習試合&立論づくりのQ&Aでした。
練習試合では解雇規制緩和をテーマに、ディベートを行いました。
雇規制緩和とは、現在日本にある正社員の解雇を規制する「解雇規制」を大幅に緩和するべきである、という論題です。現在では整理解雇の4要件と呼ばれるルールがあり、企業は正社員を容易に解雇することができません。
代表的なメリットは、企業側としては人員削減によるコストカットができること、労働者としては有能な社員が感じる不平等感や理不尽さがなくなること、国としては企業の業績が上がることで法人税の収入が増えるなどがあります。
デメリットは企業側としては社員の忠誠心の低下や人材が定着しなくなること、労働者としては雇用が不安定になり生活も不安定になること、国としては失業者による失業保険や生活保護費の増加などが挙げられます。
さて、今回の練習試合はどのような内容になるでしょうか。
定例会の流れ
開会、自己紹介
見学者はディベート講座、試合メンバーは試合の準備タイム
試合開始!
審判による講評
立論づくりQ&A
閉会
◆ 定例会開会!自己紹介
自己紹介です。趣味の話題で上がりました。趣味のジョギングのためにこの定例会の後に走りに行くツワモノも。頭と体のバランスを取ることがディベート上達の秘訣なのかもしれません〜💡
◆ 見学者はディベート講座、試合メンバーは試合の準備タイム
ディベート講座ではディベートの流れを学びます。試合メンバーは2組に分かれてそれぞれミーティングルームへ。
◆ 試合開始!
いよいよ試合開始です!
肯定側はメリットとして「若者の雇用増大」と「経営改善」を、否定側はデメリットとして「中高年の失業」と「労働条件引き下げ」を掲げてディベートを行いました。
大きな論点として「そもそも現状で若者の失業はあるのか」「リストラされた中高年はどうなるか」などで論争が繰り広げられました。
◆ 審判による講評
今回の判定は否定側チームとなりました。
「中高年の失業」のデメリットによる影響が大きく、肯定側が上手く削りきることができませんでした。
◆ 立論づくりQ&A
一通り立論づくりを学んだけれど、実際に作ってみてつまずくポイントをQ&A方式で解説しました。教科書にはこう書いてあるけど、実際にはどうなの? という参加者からの疑問・質問に熟練の経験者が丁寧に回答を行いました。
生々しいエピソード?? なども聞けて、質問をされた方も得るものが多いコーナーとなったようです。今後の立論づくりに期待です!
◆ 閉会
今回もあっという間に時間が経ち、閉会となりました。
「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」で判断する、純粋な議論は日常ではなかなか味わえません。老若男女どんな人でも参加できて、みんなで楽しめる。そんな競技ってなかなかないですよね。
ぜひ次は私達と一緒にこんな体験をしてみませんか?
次回の定例会は2月26日(日曜日)に予定しています。
見学者募集中!
ディベートクラブ「たま。」は見学者を募集しています。
「これからディベートについて学んでみたい」
「楽しくディベートをやっていきたい」
「とにかく頭を使いたい」
…そんな方は是非、一度、見学にお越しください!
現在はオンラインでの開催のため、気軽に参加しやすいと思います!
ディベート初心者も大歓迎です!!
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2023年も、エンジョイディベートで過ごしましょう!
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